【人を動かす】
およそ人を扱う場合には、相手を論理の動物だと思ってはならない。
相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するということをよく心得ておかなければならない。
人を動かす秘訣は、まちがいなく、一つしかないのである。
すなわち、自ら動きたくなる気持ちを起こさせること ー
これが、秘訣だ。
人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ。
(出典: デール・カーネギー、『人を動かす』 創元社)
研修のねらい
時代はいつの間にか多様化を極めています。
それは「一つの問題に対して、答えが一つではない」という複雑な社会があるということです。また今日の「正解」は、1年後には「不正解」になっているくらいのスピードで、時代が大きく動いています。
そんな中求められるのが、全天候型のリーダーです。
つまりどのような状況においても、前向きに最善を尽くし、自立型の部下を育成できる人材です。
「リーダーのための部下指導コーチング研修」は、コーチングの技法を中心に、ティーチング、メンタリングまでも学べる研修になっています。知識だけでなく体感しながら楽しく学ぶことにより、次の日から実践することが出来ます。
『働き方改革』『生産性向上』の本質は、教育・人材育成にあります。是非この機会にご活用くださいませ。
内容(4時間~6時間)
Step1 コーチングとは
コーチングが万能なわけではありません。コーチング、ティーチング、メンタリングの違いを学びます。
Step2 4つの原動力
人を動かすのは、何なのかを学びます。
Step3 コミュニケーション実習
コミュニケーションはキャッチボールが当たり前。でも実は一方向のコミュニケーションになっていることがあることを、体感してもらいます。
Step4 引き出しの技術
必要とする答えはその人の中にあります。可能性を信じて潜在能力を発揮能力まで高めます。
Step5 質問の技術
質問には「型」があります。人を育てる質問の型を学びます。
Step6 GROWモデル
本人の意志(コミットメント)を引き出す対話を学びます。
Step7 傾聴の技術
傾聴されている場合、傾聴が全くされていない場合は、上司、部下それぞれの立場で体感してもらいます。
Step8 メラビアンの法則
メラビアンの法則を改めて学びます。
Step9 伝える技術
伝える技術として、どんな接続語を使ったらいいか、どのような順番で話したらいいか学びます。
Step10 伝達の技術
何かを教えるときに、何をすればいいか。目的や業務の分解、フィードバックなど、必要な要素を学びます。
Step11 ピグマリオン効果
期待によって人は伸びます。逆に期待されないと人は力を発揮しません。職場でもそれが当てはまることを学びます。
Step12 やる気を引き出す言葉
ポジティブなストロークと、ネガティブなストロークを学びます。
褒める、認める、感謝する事の大切さも体感し、社員同士の絆を強くします。
研修のねらい
『褒める・認める・感謝する』(コンプリメント)とは、相手を明るく元気にすること、自信を持たせて勇気づけること、夢や希望を与えることを目的として行う言動のことです。
具体的には、『ねぎらい、共感、好意的感嘆、笑顔、激励、応援、承認、良い点の指摘、プラスの可能性の示唆、感謝』などの方法があります。
この研修カリキュラムを通して“褒める・認める・感謝する”ことを学び、相手の価値観を認めること、相手を明るく元気にすること、自信を持たせて勇気づけること、夢や希望を与えること を目的として行う言動が学べます。
五感刺激する体験型の研修なので、社員同士のコミュニケーションの質が向上し、お互いの信頼関係の構築と共に組織の活性化が期待できます。
内容 (4時間程度)
1. アイコンタクト、笑顔、握手実習(コミュニケーションの基本)
2. 嬉しかったこと、楽しかったこと知る
3. 拍手の実習、リンゴの実習、心の壺(プラスのストロークを知る)
4. どちらが好きか実習(価値観の違いを知る)
5. 褒め言葉あいうえお表(褒め言葉のインストール)
6. 褒め言葉カードによる実習
(自分と相手の価値観を知り、相手の褒めてほしい言葉をつかむ体験)
7. 感謝神経を磨く 感謝力実習 ~感謝シート記入、ありがとうカード記入~
8. その他~まとめ
※褒め言葉カードとは
「褒め言葉カード」は、社会人であればすぐに言えるようになりたいという褒め言葉、人に勇気を与えられる言葉を厳選し、全100枚のカードにして言語化したものです。 (褒め言葉カードは一般社団法人日本褒め言葉カード協会の登録商標商品です。)
「褒め言葉カード」を使った実習により、褒め言葉が無意識に出てくるようになります。シェアーを通じて褒める習慣を身に付けると、上司や同僚と楽しく笑顔での会話が弾み、お互いを認め合い、励まし合う企業風土の基礎を築くことができるようになります。
※上司の仕事は部下の笑顔の管理※
「会社の中で上司の仕事とは、いったい何でしょうか」という質問にある社長は、「それは部下の笑顔の管理をすることです」と答えたそうです。
サービスや商品の付加価値の差は、人により生まれてきます。だから社員の笑顔を引き出して、やる気と感動を与える上司の働きかけが必要なのです。その働きかけの中で、効果的な「褒める」「認める」「感謝する」を実践しましょう。
言葉には人を動かす力があります。そして、言葉は良い結果も悪い結果も両方引き起こしてしまう可能性があるものです。日常の生活でも、ちょっとした一言で人間関係が良くもなり、悪くもなります。
人間は自分の発する言葉には鈍感ですが、他人から言われた言葉には敏感なのです。
第1回(7時間)
1.目標の設定の仕方を学ぶ
① 目標の具体的ゴールを決定する。
2.チーム編成を学ぶ
① マネジメント可能なチームをつくる
② 仕事に責任を持ちマネジメントすべき人を選ぶ
3.動機づけとコミュニケーションについて学ぶ
① やる気の源泉を学ぶ
② 双方向のコミュニケーションを学ぶ
4.評価測定し仕方を学ぶ
① 組織全体の業績に対する貢献度を評価尺度とする
② 仕事ぶりと貢献度を分析し評価する
5.部下の育成方法を学ぶ
① 部下の強みを引き出す
② 部下の仕事への真摯さを強化する
第2回:演習(7時間)
1.目標設定と課題解決演習
2.強み分析を行う
3.動機づけの演習
4.双方向コミュニケーション演習
5.目標達成コミュニケーション演習
6.傾聴演習
《承認力向上研修の概要》
よりよい人間関係を築きエンゲージメントを高めていくためには、お互いを理解し認め合う承認によるコミュニケーションが大切です。
承認(相手を認める)とは「相手が気づかない能力、資質、業績、貢献、成長、可能性などについてその「事実」を本人に伝え自覚させること」です。
正しく承認すると相手のモチベーション(やる気)を引き出すことができ、「①働きがいのある職場づくり」「②人間的成長」「③メンタルヘルスの向上」「④自分や組織の目標達成」をもたらしてくれます。本研修は「承認カード」を活用して、正しい承認を理解し体系的かつ効果的に承認によるコミュニケーション力の向上をはかります。
【講 義】
1)なぜ今「承認」が求められるのか?
2)エンゲージメントとは
3)組織の成功循環モデル
【講 義】
1)承認の意義とその目的
2)承認の効果と逆効果
【個人ワーク&グループワーク】
1)承認の体系と項目
2)承認力自己診断
3)診断結果の共有
【グループワーク】
1)承認ロールプレイング
【講 義】
1)正しく効果的な承認を行うために
2)失敗しない認め方、ほめ方
まとめ・質疑応答
1、研修タイトル 2、対象者 3、期間 4、内容その他
コンピテンシーとは、
『デキる社員がしている行動そのもの』を指します。
デキる社員の『ノウハウ』や『習慣』『具体的な行動』などを「コンピテンシー」としてまとめ、社員の行動基準や評価基準に活用し、社員全体の質を上げようとするのです。
会社が押し付けたものではなく、社員自らが考えて作成した「会社独自のコンピテンシー」は、
『マニュアルを超えたマニュアル』といえるでしょう。
ステップ1 選ぶ
75枚のコンピテンシーカードから、各自10枚づつ、「仕事に大切なのはこのコンピテンシーだ」と思うカードを選びます。グループごと10枚づつに絞り、さらに全体で10枚に絞ります。
ステップ2 書く
最終的に選ばれた10個のコンピテンシーについて、それぞれ10個づつ、「具体的な行動」を全員が上げていきます。
ステップ3 まとめる
10個のコンピテンシーに、それぞれ10個づつ出した具体的な行動をまとめて、冊子にし、全員に配布します。
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冊子を毎日持ち歩き、日々内容を確認することで、コンピテンシーが次第に、意識しないでもできる「習慣」になります。